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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

官民共同の屁理屈

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週末はのんびりと近郊の温泉に出かけたのだけれど、旅先で見かけた朝日新聞一面に、こんな突き出しの広告が載ってる。

なんとも暗澹たる気持ちになる。

宅配サービスにおける過労の原因を、客の「不在宅」や、通販による過大需要という「他責」にする奴らの空気に、己っちは不気味なものを感じる。

「客のせいで仕事が終わらない」という言い訳は、120%虚構であり、単に経営者の無能ぶりを客のせいにする醜い所業でしかない。

そもそも宅配サービスなど、ヤマト運輸が宅急便を構想した昭和時代の環境と現在では、世帯構成や流通環境などもうビジネスの前提が丸で違い過ぎる。

キャパオーバーや需要拡大が、ある日突然、問題として表面化したわけではない。もう随分前から破綻は分かっていたはずだ。

宅配サービス業者は、環境変化を予測できながら従業員に過労を強いるばかりで何も解決してこなかった責任を誰も明確に取ろうとせずに、官民挙って「客の不在宅」という誤った犯人に罪をなすりつけていることに、心底暗澹たる思いがする。

そんなに辛いなら、ヤマト運輸も宅配サービスなんて撤退すればいいじゃんか。

撤退したとしても、市場原理に最適化するプレーヤーが現れて、きっと需要を器用に捌くことだろう。

【追記】

こんなこと書いた数日後、Amazon Japanが、ヤマトを中抜きする記事(笑)。

日本経済新聞

【追記終】

 

表立っては客の言うことに黙って従いながら、経営戦略においては不作為を決め込み、いざコトが起きると官に泣きつき需要や客のせいにする。

こんなめちゃくちゃな理屈、己っちはちゃんちゃらおかしいと思う。

クロネコの今の経営層に、この言葉を捧げるよ。

「客の利益を考えないで、自分たちだけの利益確保に一生懸命になっているのがサービス業と言えるのか」小倉昌男