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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

3つの「定」

江戸時代は非人間的な封建制であからさまに人々を雁字搦めにできたけれど、民主制をカタチだけ受け容れた日本は、アンダーグラウンドに非支配層を雁字搦めにする悪どい方法を開発した。

3つの「定」で解説しよう。

定職による束縛

丁稚や滅私奉公の徒弟制や人身売買ができなくなったので、税制や年金制度を操作、本人の意思によって職業を移動すると、矢鱈と不利になる仕組みを作り上げた。

会社の疑似家族システムをつくり、相互監視と同調圧力で、命令に従順で、黙って働くことを美学とする鍵のない檻が造られた。

定住による束縛

家族制度と持ち家幻想を強く植え付け、35年ローンなぞという奴隷金融まで用いて、一般の民を生涯一箇所の土地に縛り付けることを会社制度とともに制度化した。

テレビ番組と宅配新聞が定住地に毎日届けられ、定職や定住を「美しき標準」とするプロバガンダを、娯楽のフォーマットで徹底的に刷り込んだ。

定時による束縛

遅刻を厳格に取り締まり、全員が一斉に始業する定時制を敷いた。また正午には全員が手を休め、同じ時間に同じ飯を食うことが美徳とされた。

終業時刻は不透明で、「上司が帰らないと退社できない」「お先に失礼します、と言いにくいので帰りづらい」と言った非効率が蔓延、生産性を下げている。

 

定職、定住、定時のいずれも、「もりかけダブル」問題同様、支配者は「何ら強制していない」と強弁できる余地を残している。

実際に、これらの3「定」は、「鍵のかかっていない檻」。こんな檻に未だに嬉々として引きこもっている人間は、本来の自由を自ら奪っているのだ。

アルコールやニコチン、SNSなどのソーシャル・ドラッグの餌食になるのは、主にこの3定を従順に受け容れるセグメントだ。