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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

江戸時代のまんま

江戸時代の商人が跡取りの第一子を育てる時、親はとにかく何べんも子の名を呼んで、子は「あい」と早く元気に返事すると、親はそれを褒める。ひたすらそれを繰り返すことが教育だった。

上からの呼びかけに対して、素直に、元気に、すぐに応えるのが「良い子」という考え方は、今日でも新卒採用の新入社員にそっくりそのまんま求められていることで、苦笑してしまう。

採用面接なんぞ、要するに「素直に、元気に、すぐに応える良い子」以外を落とす過程に過ぎず、組織人総出で排除儀礼に加担して、採用責任の所在を掻き消すためにやっているだけである。

冷戦期は、それでも利益が出たかもしれないが、同質の小利口が組織ごっこ、仕事ごっこしかしないので、今日の厳しい競争社会では、東芝のような組織的悪事に手を染めないと利益なんぞゆめゆめ出なくなっている。

未だに朱子学カルト社員の募集要件は、「明るく、元気で、素直に言う事を聞く」扱い易い人物であることで、体育会出身者とは、要するにこの扱い易さがずば抜けているからである。

逆に、「思慮深くて、慎重で、時にはNoと言える」人間は、煙たがられる。

アベノミクスとは、戦前から続く軍産複合の大企業を優先して保護する為の国策であって、要するに既得権に寄り添う人々だけを守る為のものである。

こういった当たり前の事実をわからない人間が、子供のまんま大きくなって、考えることをやめてしまい、アホな有権者、社会人として跳梁跋扈しているのが、現在の日本である。救いがない。