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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

「絶縁対価」としてのベーシック・インカム

酒も飲まないのに、高級なビア・タンブラーを買った。ノンアルコール・ビールを缶のまんま飲むと、美味しさの演出が足りないので、口当たりの極薄なグラスを購めたのだった。金の使い道がないのでつい、こういう使い方をしてしまう。

己っちにとって、お金の価値はこの5年で特にだだ下がりである。はっきり言って、一日500円の小遣いでも楽しくやれる自信がある。

例えば、コーヒー豆なんぞも己っちの舌には200グラム1000円! のものより、

UCC オリジナルブレンド VP 200gの方が美味く感じられる。

これ、近所のEDLPのスーパーでいつでも299円(税別)で買える。マグカップ一杯約15円で、まずまずのコーヒーが飲める。これに比べればコンビニの百円コーヒーはまだまだ高い。

服だって、MBさんという、メンズ・ファッションを理論で語ってくれる人のキュレーションを参考にするとかなり満足のいく着回しが低予算でできる。

ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾

金のかからない娯楽も、ごまんとある。

古書店にてカバーの散逸した岩波文庫なぞ破格で入手して解体→自炊して、寝床でiPhoneにて楽しんだり、チケショで明日までしか使えない美術館チケットを見切り値で買って楽しむとか、Amazon Primeで映画観まくるとか、散歩しながらNHKラジオのアプリで文化講演音声を聴くとか。己っちは、何と言っても時持ち。金のかからない時の活かし方のプロ。

「モノの値段は限りなく原価へ近づき、サービスの値段は無料になる」という岡田斗司夫氏の慧眼は、事実だと思う。

お金はむしろ「面倒でウザい人間関係を金でチャラにする」価値の方にシフトする。

ベーシック・インカムって、労働対価ではなく、「絶縁対価」から考えると、凄く合理なのだ。

今さら大組織を構えて、ご立派なオフィスに炭素で出来た糞袋に過ぎぬ人間を沢山雇い入れ、やれ従業員満足やらモチベーションやらと顔色を伺いながら用いるよりは、フリーランスや機械やAIに切り替えた方が、「ウワテな」人間にとっては効率がよいし、気分いい。

従業員なんぞはもともと仕方なく雇っていた経費なんだから。ごちゃごちゃうるさい凡百の肉袋なぞ、ベーシック・インカムっていう名の手切れ金で間遠にした方が、爽快なのである。

無縁、疎遠、絶縁というのは、本当は実に気味の良いものなのだ。そのことは以前も下記投稿をした。

無関係、無縁でありたい - 徒手空拳日記