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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

黒物家電の絶滅

生きるとは、つまり削ぎ落とすことだなと思う。

己っちのiPhone、アプリは1画面に収まる。要らないアプリはすぐ削除する。とっても快適。

己っちの仕事もすっきり。尊敬する村上龍の言葉。(星に願いを、いつでも夢をより)

だいたい、仕事のスケジュールを見ても、ものすごく効率的で、優先順位がはっきりしていて、非常に仕事が速い。そういう人が本当のワーカホリックだと思う。単に、朝から晩まで、書類の束を抱えて、鉢巻きをしてウンウン唸りながら机に向かう、みたいな人は単に仕事が遅いとか、仕事ができないだけで、ワーカホリックとは違う。

己っちの仕事観は、この言葉を下地に最適化しようと考えている。

産業革命以降、課題解決の為のモノはひたすら専用端末として枝分かれを続けた。それがiPhone登場以降は、どんどんアプリやクラウド化して、所有すべきハードウェアは削がれている。

電話専用端末、計算専用端末、ワープロ専用端末、読書専用端末、放送受信専用端末、カメラ専用端末、辞書専用端末、手帳専用端末、全部、不要に。

カメラ専用端末の縮小の勢いは凄まじく、カメラだけに注力してきたメーカーはいま危機的苦境に立たされている。

カメラに限らず、家電量販店から専用端末が消滅している。専用端末で食ってきたメーカーは、当然生き残れない。

移動専用端末である自動車も、都市部ならもはや所有不要。タイムズのカーシェア・サービスを使い始めて半年過ぎたが、この5月を迎え、今年は自動車税を払わなくてよい! この爽快感は半端ではない。無税とは自由なのだな。

専用端末を所有することがアホらしくなって、「モノの整理の時代」はそろそろフロンティアを失いつつある。

不要な専用端末(モノ)が消えた後にやって来る人々の次の関心事は「不要な時間の整理」だと思う。

つまり、Quantity of Lifeから、Quality of Lifeへと移り変わる。

仕事における膨大な時間の無駄は経済原理によって早晩なくなるだろう。無駄を抱える会社は生き残れない。ましてや従業員のQOLを犠牲にしてまで金儲けに走る企業は、持続可能性がない。

己っちの仮説は、人々の関心が、無駄な仕事をしなくて済むようになったあと「酒が蝕む時間」の回復へと向かうのではないか、というものだ。

相互監視や同調のメディアとして機能していたアルコールの無意味さに人々が気付き、「脱アル」「ノンアル」が社会的ブームになるのではないかなと期待も込めて予想している。

刑務所より過酷な糖質制限よりもアルコール制限の方が、人生のQOL向上にとって効果・効率の点で重要かつ緊急な問題であって、「ノンアル」は大きなトレンドになる可能性がある。