kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット

徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

言われてみればそうだ

深沢七郎の至言「生きているのは暇潰し」がモットーの己っちには 、平日も休日も暇潰しでしかないが、休日は他人との交流が殆どないのが堪らなく快く、逆に休みだとウォーキング歩数が稼げないのが難点。

暇潰しは、殆ど読み書きして過ごすが、この歳にもなると本を読むことなぞもまた息をするのと変わらないのだった。

テニス、ゴルフ、スキーはどれもこれも生涯一度もしたことなく、サッカーにせよ野球にせよスポーツ観戦も丸で興味がなく、旅行もだめ、酒・タバコものまず、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌も殆ど接触しないので、やることはといえば読み書きと、散歩くらいしかない。

会社員はよく「定年後何をしたらいいのか」など寝言をほざくけれど、己っちの定年後はいまとまるで変わらない。明日から会社行かなくてOKなら、死ぬまで今日みたいな休日が続く。素晴らしいことだ。

もはや人間として立派になろうとして本を読んでいる訳もなく、ただただ「言われてみればそうだ」との出会いだけが楽しみである。

仕事関係の本は、最近出てきた要約サービスを活用して、全然精読はしない。「知ったかぶり、読んだふり」で十分。

じっくりと飴玉を最後まで噛まずにしゃぶりつくすように読むのは、文芸や思想哲学、歴史といった、特になんの役にも立たないジャンル。暇潰しの極致である。

己っちの読書とは、己の想いに近いこと(relevance)で安心する為にやるのではなくて、「言われてみればそうだ」「この本読まなきゃそんなこと考えもしなかった」とハッとすること(differentiation)をば見つける為にやる。

メモもアンダーラインも、relevance はスルーして、differentiationだけチェックすると、時間の無駄にならない。