kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット

徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

30年前の身体感覚を思い出した

アルコールを思い切って断ちやがてそれを心底忌み嫌うようになると、アルコールを飲むことを最優先する為に無駄にしていた時間、アルコールの薬害によって脳が使い物にならなくなった時間、アセトアルデヒドによる不調で次の日に効率の上がらない無駄な時間といった、気の遠くなるようなこれまで失っていた時間が、目の前にわらわら湧き出して来る。

この豊かさは、アルコールをやめることを決めたときには正直なところ想像できなかったことで、人間いつになっても行動してみないとわからないものだなあとつくづく思うのであった。

アルコールという物理的薬害からの解放にとどまらないさまざまな好循環が生まれてきて、例えば意味もなく観ていたテレビを観なくなったり、アルコールを介在させないと維持できないつまらない人間関係をやめることで真っさらな時間が大量に払い戻されてきたり、思考質や速度が高まり仕事がサクサク片付くことで気分が爽快になったりした。

酒を飲まない状態を、デフォルトの快だと身体が認識するようになると、生活が規則正しくなる。食事も過不足なくなるし、家の滞在時間が増えて家事も丁寧になり、身の回りが自ずと整って来る。

そして朝型になった。酒を飲まないと尿意も来ないので、ぐっすり眠ることができる。目覚ましいらず、毎朝5:50頃に自然と目覚める。

二度寝するのは勿体無いので枕元に目薬を置き、起きるとすぐに点眼する。

この点眼で覚醒するという行動、己っちが17歳の頃、受験勉強に集中していた時に丸で同じことをやって起きていたことを、30年ぶりに思い出した。

決められたリズムが、まだ酒に侵されていなかった17歳の頃へと戻ってきたのだろう。生きているとはこういうことなんだと思い至り毎日が楽しい。

この身体感覚は本当に嬉しい。