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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

くれない族の反乱

大組織って、もう丸で要らないって何回もこのブログで書いているけれど、大きな組織は、変わらないことによる深刻なダメージが3回くらいないと、なかなか消滅しない。ゲームのボスキャラは、倒されれば即粉々になるけど、大組織は下手をすると生き延びてしまうことさえある。

例えば東芝は、いま社内で「7つの心がけ」というのを言っているらしく、ネットで検索すると出て来るのは、次のようなこと。

『いま、東芝を変えてゆく。7つの心がけ』
1.「成功したこと」にするのはそろそろやめよう。
2.お客様の顔を思い描こう。そして向き合おう。
3.建前をなくそう。本気で伝えよう。
4.議論をするときは全員平等だ。
5.継続的な選択肢も受け入れ、新しいものを創造しよう。
6.妥協せず、最後までやりきったか?もっと何かできるのではないか?
7.私たちの仕事は、きっとこれからも世界を変えていく。

気の遠くなる主体性のなさ。主語が省略されていてよくわからない。知ったことではないが、この会社、もはや心がけでどうにかなる状況ではない気もする。

そもそも、人も組織も、心がけなんぞでは変われない。本気で変わるには、心や頭よりまず身体、細胞が変わる行動を始めなければならない。

昔、東芝の経営もした土光さんという人が、経営者なのにメザシを食べていたけど、心がけなどというしょうもない御託を並べるより、メザシを食う方が百万倍マシである。

変わりたいなら、まず身体をドラスティックに変えることだ。心がけなど生ぬるい。もし己っちなら、組織の呑みュニケーション、タバコミュニケーション一切禁止、とか貸与している社用の携帯電話没収とか、定例会議禁止とか、パワーポイント使用禁止とか、もっと行動を変える手を打つけどね。

80年代のメロドラマで「くれない族」という言葉が流行ったけれど、日本のクソな組織の人間は、「会社が〜してくれない」「役員が〜してくれない」「国が〜してくれない」「米国が〜してくれない」「上司が〜してくれない」「部下が〜してくれない」……と、何でもかんでも他のせいにする、くれない族ばかりである。

組織のくれない族に未来はないし、個人もまた、くれない族に希望はない。