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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

てるみくらぶ破綻に思う

己っちは毎日が旅行みたいなものなので、金と時間を矢鱈と投下する旅行がそもそも好きではないから、会社名なんぞ、全く存知上げなかった。

この破綻について、ネット情報を元に思い浮かぶことを3つ書きたい。

エージェンシーってもう要らないのでは

旅行のパック商品なぞ、内訳は殆どが航空券とホテル代な訳で、航空券もホテル代も間違いなくダイナミック・プライシングによって中抜きが進む。

旅行代理店で残れるのは、ニッチな企画が出来るユニークで小規模なところと、業界トップだけ。てるみくらぶのような特徴も財力もないエージェンシーはどの道生き残れない。

新聞夕刊はそろそろもたない

会社社長はシニア狙いで新聞広告を出し過ぎて、資金繰りが悪化したと説明していたが、新聞夕刊の往年スポンサーは、百貨店、旅行代理店、映画だったのだが、どれもこれもオワコンである。

三越伊勢丹にしろ高島屋にしろいまの業容は保てないだろうし、広告しても客なんて来ない。外商にシフトするだろうからもうあまり広告も打たなくなっている。

新聞夕刊は、もはや存続は難しいのではないか。元々夕刊は、時差の関係で外報が意義だったのだが、インターネットの普及でその価値も丸でなくなったし、最近では、主婦向け生活雑誌を食い物にした内容で生き延びてきたが、コンテンツだけでなく広告主も空洞化して、かなり追い詰められている。

シニアの旅行市場もなくなる

年功序列や終身雇用が機能した最後の世代が団塊で、大企業を逃げ切り定年したセグメントは、確かに好奇心も財力もあっただろうが、これから会社を辞めるバブル世代=次世代シニアたちは、老後の余裕は団塊世代と比べてあまりなく、彼らが挙って旅行に出かけることも少なくなる。

彼らのことを考えれば、シニア向け格安旅行なんて、ビジネスとして丸で旨味もないし、早晩潰れる会社だったろう。

日本人がほいほい海外旅行に出かける時代は終わった。

希少資源である時間と金を毎日有効に使う己っちのような手ぶらの単独主義者は海外旅行なぞ怠くて行ってられない。