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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

ソ連的なものの崩壊

セカンドハンドの時代――「赤い国」を生きた人びと をいま読んでいるのだが、ロシアの人々にとってのソビエト社会主義共和国連邦の喪失感が記録されていて興味深い。ここに書かれている喪失はこれから日本で起きることかもしれない。

己っちの認識では、ソ連をぶっ壊したのはチェルノブイリだと思っている。自国の領内に歴史上初の被爆地を作り出したことが、ソ連の体制崩壊を決定づけ、冷戦崩壊へと至ったのだと思う。

ソ連の人達は、共産主義がなくなって、一気に拝金主義、資本主義へとガラチェンして、その変化があまりにも大きくてしかも急だったので歪みも相当大きい。

日本はかつて、「最も成功した社会主義」などと言われたのだから、ソ連ほど急激ではないが、蟻の一穴が90年代にあいて、四半世紀かけての崩壊過程にある。

ソ連で崩壊したものが共産主義だとすれば、日本でいま滅亡過程にあるのは、朱子学カルトの封建主義である。

冷戦が消えてなくなり、露呈した封建主義が丸で機能せず、いきなりグローバルで苛烈な拝金主義の海に日本も投げ込まれている。

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など読むと、日本はいままさに、獰猛な資本主義に丸裸にされつつあるのだと思わざるを得ない。

ソ連的なものは、いま日本で終わりを告げている。

因みに、日本もロシアも、国民のアルコール依存度の高い国である。自殺率も高い。社会主義や共産主義のようなソ連的なものは、20世紀の世界中に、酒浸りの人間を大量に作り出した。