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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

飲酒運転について

福岡・飲酒運転2人死傷:元日通社員に懲役5年の実刑判決 - 毎日新聞

飲酒運転が厳罰化されてもこの種の事故が定期的に明るみになるのは、要するに、アルコールが麻薬だからだ。

日通という大会社で、しかも組織の飲酒チェックを職務としているおっさんが、他人の目を盗んで飲酒運転に勤しむのは、ドラッグが人間にある最後の判断を狂わせるからである。

このおっさんを責めるだけでは、社会的解決はない。公的な輸送機関に は、呼気にアルコールの検知されぬ場合のみエンジンがかかるメカニズムが不可欠ではないか。

アルコールを、完全に放任している社会的不作為による損失は計り知れない。

警察の処理する事件や事故のうち、どれくらいの割合が飲酒を原因とするかは知らないが、相当のはずである。

鉄道事故にしても、失火にしても、アルコール依存症が起因となるケースはかなり多い。

弱きものに野放図にアルコールを与える酷薄な社会を、日本はいつまで続けるのだろう。企業=朱子学カルトという受け皿がなくなる趨勢にある日本では、アルコールのせいで最後のセーフティネットから零れ落ちる人々が数え切れない。

本来天皇が読むべき教育勅語を幼稚園児に読ますなぞという浅薄な愛国教育より、アルコールの「今ここにあるリスク」を教育する方が圧倒的に先だ。

10代の若者に、アルコールの害悪を徹底的に教え込むNPOがあれば、己っちも微力ながらサポートしたい。

千万人はいる大量飲酒者が共助によって救われる社会的仕組みを作れないものか。

刑務所より遥かに過酷な生活を2ヶ月も強制して、40万円近くぶんどる痩身産業なぞより、脱アルコール産業の方が緊急かつ重要である。