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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

一刻もはやく

ひとりの客単価が25000円の高級寿司と1000円の回転寿司を比べると、回転寿司の満足度は高級寿司の1/25にはならない。

回転寿司のなかの人は、わざわざチリまで出かけてウニを安く美味しく仕入れてくれるし、寿司飯を握るロボットは驚くべき進化を遂げている。AIが需要予測し、廃棄ロスのない仕入れを人間に指図する。

いまとなっては、回転寿司大手はグローバルな投資ファンドの傘下にあるものすらある。世界の資本がわーっと入って、己っちが子どもの頃に食えた百円の寿司よりずっと価値ある寿司を食べさしてくれる。回転寿司のなかの人は、一握りの資本家はリッチだけど、会社員やパート、アルバイトはかなりしんどい仕事をしていることだろう。

喜んでいるのは、己っちみたいなせこい客とグローバルな一握りの資本家で、それ以外のなかの人は、多分あんまり幸せではない気がする。

なかの人はきっと、競争に勝ってもせいぜいが奴隷頭、多くの人は、ロボットを本格的に入れるよりはまだまだ安いという理由で雇われているから、つまんないし、しんどいだろう。偉そうな客にへいこらしたり、小銭を数えたり、食器洗い機の出し入れをして、顔のない役回りを演じる。

そういう仕事で家族を養い、ストレスを酒で発散して、子どもを学校に通わせ、誕生日を祝い、年老いていく。

一刻もはやく、その世界から足を洗いたいのなら、騙されたと思って、アルコールをやめてみるといい。

安月給で、技術もなく、能面のような家族客相手に非人間的な接客だけして、ロボット替わりの労働力であることが幸せだと思わされている原因は、考える時間やお金の余裕を奪われているからで、多くの人はまず、アルコールによって、考える自由を奪われている。

これは蛇足だが、アルコールが要らなくなると、回転寿司に出かけても酒を飲まないので、満足しても1000円でお釣りがくるから、その分あくせく働かなくてもよくなる。