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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

安物に囲まれて

高い寿司屋の常連客になる金も一応はあるのだが、正直、回転寿司の方が心落ち着く。

高い店に行っても、酒を飲まないので、商魂たくましいっぽい最近の寿司屋は、なんとも肩身が狭い。

最近の高級寿司屋もその客も、どこか勘違いしているアホが多い気がする。例えば来店時間を店が決めて指図して、おまかせのコースのみを来店した客に給食の如く一斉に食わせ、一日二回転……なんていうふざけた高級店もある。

もう50歳も近いのに、銀座の高級クラブやキャバクラに行ったことがない。銀座のクラブというのは、第二の家庭なのだと聞いたことがあるが、そんなしょうもない固定費支払いたくない。

己っちの生活は、悉く安物でできている。子どもの頃からチープに囲まれて来たから、違和感もない。安物の品質向上は素晴らしい。だから一流に猜疑を感じる。一流なぞ、単なる時差でしかない。

こう言う安物志向の生き方は、よく言えばヒップなのだろうが、社会人としては余りにも世離れしている。生まれてこのかた一度もゴルフをしたことがない。旅行や出張が嫌いなので、マイレージも殆どたまらない。鬱病なのかと疑ってもみたが、会社には苦もなく出かけることができる。

己っちには、共同幻想が見えないのかもしれないが、では共同幻想をみたいかと言われればあんまりみたくない。例えば、時間も金も割いて、あるプロ野球のファンクラブに加入し、勝った負けたで忘我しているような人間にはなりたくない。

絆やつながりといった言葉にも反吐が出る。多くの人間にとっての絆やつながりなぞ、己っちから見れば、だらだらと飲酒しているだけにしか見えない。

社会や組織という共同幻想の尺度を絶対基準に生きる人間には、なりたくない。

社会や組織なんてもう殆ど何の役にも立ちゃしないのだから。