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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

上級国民にだけ残存する封建世界

1983年、ベンザエースという風邪薬の広告キャッチコピーは「風邪は、社会の迷惑です」で、インターネットなき80年代が商業テクスト全盛期だったことを窺わせる。

成る程風邪は社会の迷惑だが、この惹句の真意は「ベンザエースで早く治して社会に迷惑かけないようにしよう」という朱子学カルト冷戦期の不気味なアナクロニズムであって、反吐がでる。

80年代は朱子学カルト官僚封建制の最盛期であり、ネットのある現代よりも遥かに生きづらかった。

しかし風邪薬CMで垣間見える封建ファシズム文脈なぞよりも更に気持ち悪いのは、2017年の今でも組織ぐるみの飲酒が強要されている事実だ。下記とんねるず映像は1985年。高校生も大学生も社会人も、年長者が無理矢理弱者にアルコールを強要する習慣の全盛期だった。

とんねるず 「一気」お披露目 【19841208】 - YouTube

驚くべきは、これが決して過去の話ではないことだ。封建的アルコール強要は、21世紀の東大ですら、まかり通っている。

東大サークルのコンパで「大量飲酒」死亡事故ーー学生の両親が参加者21人を提訴 - 弁護士ドットコム

亡くなった東大生は「大五郎」という甲類焼酎(ほぼケミカルなエタノール)を原液で1.1リットルも飲まされ殺されたと推定され、この飲み方がこのサークルの「伝統」つまり封建儀礼だったという恐るべき話である。

日本的ヒエラルキーの上の方にいる上級国民ほど、未だに非人間的な80年代的封建世界にのうのうと居残っている。

分散型ネットワークによる封建ヒエラルキー破壊が加速度的に進んでいるけれど、上級国民様だけは未だに寝ぼけた泥酔儀礼の中にある。まあ、もう保たないけどね。