kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット

徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

”明治〜昭和”式に、時間を割かない

デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論

いと面白し。150年間日本のOSであり続けた明治から昭和の支配・統治システムこそが、日本の潜在力を阻害しているという指摘に頷きまくりである。

明治から昭和に通用したやり方は亡霊のごとくあちこちに残る。例えば日本型大企業の腐臭漂う営業でいまもまかり通る「接待」とは、実にくだらないもので、組織におけるこちらの「格」と同等の「格」の得意先組織に対して、アウトバウンドで会食とゴルフをブッキングし、得意先がアポOKしたら会食とゴルフを通じて遠回しに「なんか仕事くれ」とお願いするというもの。

彼ら昭和営業の仕事の殆どは社の経費を野放図に使いまくるアウトバウンド接待だけである。仮に接待で受注めいた受容があれば、実務は部下に丸投げである。成功すれば「上司の手柄」失敗すれば「部下のチョンボ」。

「古い・遅い・疎い」の明治〜昭和式ビジネスを繰り返していりゃ、そりゃ会社も傾くよなあ。大名行列の如く経費使いまくりで多勢の海外出張をして、一番偉い奴は何も語らず、更にその場で決定もせず持ち帰ろうとする。

その癖、手土産や接待には気持ち悪いほど徹底的な”心づくし”が図られる。外人からすれば、そんな黄猿は不気味でしかない。

欧米からすれば、日本は戦前・戦中のファシズムが色濃く残る不気味な国民国家で、朱子学カルトに基づくインサイダーが非言語的統治をするへんな国でしかない。日本の人口ボーナス≒国力が衰えれば、こんな国すっぱりと見切られる。いまは、日本の明治から昭和にかけて蓄積された富が、世界からじゃんじゃん収奪されているステージにあるのだ。

少なくとも己っちは、金なんてこれ以上要らないので、ひたすら時間リッチでありたく、しょうもない「おもてなし」会食接待でアルコール消費の時間を潰したくない。

時間とは己っちにとって最も貴重かつ希少な資源である。さっさと帰宅し、本でも読んでいたい。心底そう思う。