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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

酷薄な封建制度としてのセブン-イレブン

<セブン加盟店>バイト病欠で罰金 女子高生から9350円 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

そもそもアルバイトを美化したのはリクルート。非正規雇用でも、若さと夢があれば奴隷の如き精勤も楽し、という面妖な広告的コンテクストを浮かれた昭和の世間に大量にばら撒いた。

記事を見ると、現代バイトがいかに酷薄なシステムで雁字搦めになっているかがわかる。バイトを美化できたのは人口ボーナスがあったからで、まやかしであった。

いわずもがなだが、時給935円という東京都の最賃で悪徳オーナーに貴重な青春時間を搾取されることに価値はゼロどころか、彼女の人生にとって完全にマイナスである。

己っちが父兄なら、こんなバイトは速攻辞めさせる。

少し視野を広げてみると、コンビニという業態自体が、日本的に酷薄なシステムなのである。日本のコンビニ制度とは、最近失脚したコンビニの父(鈴木某)を頂点にした封建制度に他ならない。”殿”の数々の思いつきやご乱心は、セブン「藩」にまかり通る前時代的封建システムによって支えられている。

だから日本以外の市場では、うまくいかない。華僑なら三日で見限るシステムだ。

「下々がヘマこいたら、そいつに腹詰めさせりゃいい」という酷薄な骨法が金太郎飴の如く全階層を支配している。「コンビニの父」は役員に、役員は奴隷頭の中間管理職に、奴隷頭は奴隷に「自己責任」を押し付ける。そして奴隷であるセブンイレブン本部のルート担当は、店長を締め上げる。店長は、今回の記事のような法外な自己責任を最末端の高校生に取らせようとする。

日本のコンビニは、本質的には朱子学カルト、つまり封建的人海戦術で支えられている。この狂気のインフラは別にコンビニ限ったことではなく、日本の官僚も、大企業も、学校もすべて同じ。

Amazon GOが日本のコンビニを殲滅する日まで、おかしな封建制度は決して終わらないのだ。