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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

カネと時間の使い方

最近、社会と社会人がトチ狂ってるなと思うのは、例えば、2ヶ月で10キロ痩せるなどという新興ダイエット企業に40万円近く支払う奴がいることだ。

まる二ヶ月間殆ど炭水化物をゼロにして、かなりキツイ筋トレを週二回やるようだが、そんなもん、刑務所暮らしよりも過酷なわけで痩せるに決まってる。

娑婆にいるのにわざわざ自分からムショ暮らしをする為に大枚叩くなんて、頭おかしいよなと思うんである。白米の食えない戦中の日本陸軍の暮らしが痩身商売になるなんて、ちゃんちゃらおかしい。

一方で、テレビを点ければ朝から晩まで徹底して、食い物ネタばかり。テレビ視聴者のかなりの割合は、もはや購買力のあんまりない高齢者で、彼らに向けてフードポルノ全開の番組を垂れ流すテレビ局はもう終わっている。「芸能界の人がお忍びで訪れる店」などと言う惹句で小洒落た店が頻繁に紹介されているけれど、「芸能人がセレブだ」なんてそもそも前提がおかしい。

そんなアホなカネの使い方をしなくとも、アルコールさえやめれば確実に痩せる。騙されたと思って、酒をストップしてみてほしい。アルコールに依存する人間にとって実はグルメとは、酒を飲む為の言い訳でしかない。多くのアルコールのCMは、芝居掛かった爽快感と共にこれでもかと美食が描かれる。

酒と糖質と脂の摂取をばんばん煽りながら、戦中末期の戦地の如き困窮生活を痩身のためにわざわざ商品にして売るこの世は、完全に狂ってる。

カネと時間の使い方にこそ、人間の真価が出る訳で、己っちもゆめゆめ愚かな使途を戒めなければと、他山の石にする次第である。