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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

手ぶらとカレー・スタンド

ビジネスランチなんてしゃらくさいものよりは、クライアントとは、腰を落ち着けて夜じっくりと話したほうがいいし、こちらは酒を飲まないが、相手にはお好きなだけ飲んでいただく。

接待をする殆どの会社員が駄目なのは、「自分も便乗しておいしいものや酒を楽しみたい」と考える邪なところ。完全なるサーヴァントとなり相手に喜んで頂くことがもてなしであり、こちらは酒なんぞゆめゆめ入れないほうがよい。

相手も最初は、こちらが飲まないことを気にかけるが、こちらがテンション高めに本音を語っていれば、すぐにお酒の効果で気遣いもなくなる。酒とは恐ろしいものであると染み染み思う瞬間。

向こうが気兼ねするのは、こっちが場違いに冷静であるからで、クールな素面の頭でありながら、べらべら口三味線で面白いことを言っていれば問題ない。

他方、ビジネスではないランチは、独りで済ませる。己っちが一番好きな業態は「カレー・スタンド」。「カレー・レストラン」ではない。カウンターにスツールの高椅子で、ナプキンではなくボックス・ティシュ、辛味スパイスがS&Bの瓶七味みたいな店である。

独り飯でカレー・スタンドが最強なのは、早い上に外れが少ないこと。まさに単独主義者の胃袋を満たすために最適化された業態である。

であるのに、わざわざカレー・スタンドにつるんで来店する人間の気持ちがわからない。連席で空いていないと、さも恨めしげに個客を待ちやがる。複数でカレー・スタンドに来るなら、待たずに飛び石で食え! と心底思う。そういう客に限って、スマホでカレーの写真を撮ったりするから、ほんとにたちが悪い。