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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

17歳

世間の社会人からアルコール洗脳を受ける直前、つまり17歳は、アルコールからすっかり足を洗ったあとの己っちの心象風景として、ちょっと近いものがある。勿論、観た目は既にしょうもないおっさんだが、17歳の頃当たり前だった心身の無毒感がみるみる蘇って、密やかに内心の17歳を楽しんでいる。

17歳の頃は「酒がうまい」なんて全然思っていなかった。酒なんていう強烈な毒を「うまい」と思わされてしまうのは、返す返す恐ろしい。

人間の原型はもう17歳にはすっかり出来上がっているから、あの頃への回帰は退行ではない。ずっと、朱子学カルトに洗脳され続けていた己に決別することが出来ているのだから、立派な進化である。

己っちの17歳は、1980年代後半だった。世界は冷戦終結へと向かっていたけれど、日本は未曾有の好景気へと向かっており、戦後体制は絶頂期に達していた。絶頂期ゆえ、明治由来の社会や学校の締め付けは厳しく、本当に息苦しかった。

とんねるずの「一気」は1985年で、その頃のオールナイトフジ(youtube)を観ると、麻布十番のマハラジャでとんねるずの後ろで学ラン姿の男たちがアルコールを一気飲みしている。この動画は、80年代の息苦しさをよく示している。

とんねるず 「一気」お披露目 【19841208】 - YouTube

先輩に飲めと言われた酒を後輩が一気に飲む、なんて本当にクレージーだ。義務教育洗脳のあと間髪入れずにアルコール強制が襲いかかる昭和時代は、人権の暗黒時代といっても差し支えないのではないか。

あの時代が全く無意味であったことに改めて呆然とする。多くのものを無駄にした。残りの人生は、日々をしっかり噛み締めて、17歳の心持ちのまま生きていこうと思っている。