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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

恐るべき中抜き世界の出現

トランプは大統領選挙が終わったら、Twitterをどうするのかな? と思っていたら、やりたい放題。

Donald J. Trump on Twitter: "Toyota Motor said will build a new plant in Baja, Mexico, to build Corolla cars for U.S. NO WAY! Build plant in U.S. or pay big border tax."

名指しでToyotaを"NO WAY"と恫喝するトランプは洒落が効いてる。

これ程までの超速コミュニケーションは、敗戦後の日米関係ではD.マッカーサー以来ではないか。

国家間のプロトコルは、本来、米国大統領とトヨタの間に、様々なintermediation(中間物)が介在する。米国側で言えば商務長官だったりUSTRだったり、日本側もまた外務大臣やら経産大臣やら、多様な仲介をある程度時間をかけて調整しながら通過するのが、これまでの常識である。

しかしトランプは、「トランプ→トヨタ」でコミュニケーションして来る。しかも1:1のホットラインではなく、米国のレッドネックはじめとする大量のトランプ期待層の面前に、1:nのコミュニケーションを晒し上げるのだ。

国家の仲介機能がすっ飛ばされ、トヨタが剥き出しでトランプと対峙する時代になった。

己っちとしては、今日早朝のこのトランプによるツイートこそが、トランプ時代の本質であると直感するに至った。

「キチガイに刃物」ならぬ「ポピュリストにSNS」である。インターネットとは本質的に、メディアを否定するものだけれど、原理的実体が目の前に屹立した印象を禁じ得ない。

己っちはこのdisintermediation社会への地滑り的移行は予想を上回る速さでちょっと怖いが、とてつもない未来がすぐにやって来る期待が、不安を上回る。

橋下徹のTwitterなど、トランプに比べればガキの喧嘩だ。何と言ってもトランプは、橋下徹が持たないものを持っている。それは、核攻撃ボタンである。