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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

本震に備えよう

太陽暦の元日を正月だとすることに土台、無理がある。春はまだ遠く、新春には寒すぎる。アジアで正月を西暦でやるのは日本だけだ。初詣なぞは、国家神道がなかなか浸透しないことを問題視した明治政府が仕込んだ洗脳儀礼に過ぎない。

グローバル資本主義で得をしたセグメントは、中国や東南アジアの下層と中産階級である。他方で食い物にされ割りを食ったのは、ロシアや東欧、そして日本やアメリカの中産階級。いずれも共産主義的なものに結局救われなかった敗残者たちだ。

日本の街からは美しさが消え、人々の装いは被災地や戦時下の色を帯びている。金がなくなれば、真っ先に割愛される美的なものを担うアーチストは、すっかり上海や香港に移り住んでしまった。

レコード大賞や紅白歌合戦も、この灰色の日本を作り上げた愚かな団塊どもが死んだらもう続かない。テレビの主流はテレビチューナーの付いていない単なるモニタに代替される。いまの地上派チャンネルは、朝日や日経新聞が既に、ひとつのアプリになってしまったのと同じ理屈で、急速かつ確実にひとつのアプリに成り下がる。「マスゴミ」は無限のクラウドにあるアプリのひとつになる。広告価値は大きく下がる。広告主はマス広告の効果がないことを既に知っている。広告は全てニュートラルなアドテクのプラットフォーマーの草刈り場になる。新しい世界に適応できず、東芝のように破滅の道を進む戦時下由来の企業が続出するだろう。

2016年は「前震」の一年であった。巨大な本震はすぐにやってくる。当たり前の話だが、大きな地震から逃れる最も有効な対策は、過密エリアから逃げることである。己っちはもう備えOK。無借金、子どもなどのコストもない。揺れの及ばない贋会社員の世界にすっかり移住している。会社が潰れてものうのうと生きていける。