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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

ファシズムとは全て草の根である

まっぽ屋、ドカン屋、ぽっぽ屋、医者、教師といった、明治から続く収奪者どもを蛇蝎のごとく嫌い抜くのが己っちの思想信条だが、下記のぽっぽ屋下っ端どもがダイヤを病的に死守する愚かさに触れた記事に見入った。

スピン経済の歩き方:「日本の鉄道は世界一」という人がヤバい理由 - ITmedia ビジネスオンライン

ドラッカーは、1933年、ヒトラーが政権をとった日の数週間後に書き始めた『「経済人」の終わり』(ダイヤモンド社)の中で以下のように書いている。

『イタリアの印象を聞かれて、「乞食がいなかった。汽車が時間通りに走っていた」と答えた老婦人を馬鹿にしてはならない。なまじの論文よりも、よほどファシズムの本質をついている。ファシズムにおいては、汽車が時間通りに走り、乞食が大通りから追い払われる。南大西洋で最高速の船を運航し、世界一道幅の広い道路をつくる。組織と技術の細部それ自体が目的と化す。技術的、経済的、軍事的な有用性さえ、二の次となる』(経済人の終わり)

秒単位で電車やバスが正確なのは、社会に相互監視が徹底しており、ファシズムの結果だという慧眼である。

JR福知山線脱線事故 - Wikipedia

などは、この国のトチ狂ったファシズム故に起きた典型的事故である。福一の原発事故もまた、ファシズム故の制御不能である。

2011年の東日本大地震の際、JR東は早々に全線運休を独り決めして帰宅困難者を量産した上に、構内から完全に乗客を締め出して、ファシズム統制にある走狗の本性をさらけ出したことは記憶に新しい。

「オカミに目をつけられたくない」下々の心理が、極めて酷薄な社会を作り出している。日本は未だに戦中統制の中にある。自称ジャーナリストの戦中メディア末裔は、嬉々として権力者と寿司やしゃぶしゃぶを食らう。

権力者や政商に雇われた仔走狗どもは「怒られたくない」「上から目をつけられたくない」一心でファシズムに同調し、異端者を排除する。組織集団でアルコール麻薬でキメッキメッになる。酔った仔走狗は挙って醜態を晒し、羽目をはずす。

日本は未だに1868年から続く開発独裁のコンデンス・ミルクである。ファシズムは敗戦の1945年にも解体されず狂ったカルト主義が今も続く。ファシズムとは、例外なく草の根なのである。ヒトラーや東条英機といったファシストは卵であり、走狗こそが鶏なのだ。日本は、ファシズムによって二度目の敗北を痛感することになるだろう。