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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

斜陽のエスタブリッシュメント

今年は既成エスタブリッシュメント(以下エスタ)が大きく揺らいだ。

日本エスタは殆どが明治由来。開発独裁・財閥系のエネルギー、軍事、製造業や、御用マスメディアといった戦前・戦中由来の政商どもである。その予備校みたいな某私大も、広告学研究会の面妖な破廉恥事件で評判を下げた。

エスタを破壊しているのは、分散型ネットワークである。

朱子学カルト的、軍隊的、体育会的なものが崩落している。

2011年の原発事故は、日本エスタの信頼を失墜させた。「知らしむな、寄らしむべし」で持ち堪えたかに見えたレジームは、実はいまも蝕まれ続けている。今年は特に腐蝕が進んだ。

中枢のない分散型ネットワークがまず対象にしたのが、当事者の重電メーカーであったことは象徴的だ。不正会計が暴かれ、存続の根幹が揺らいだ。

財閥の名の付く製造業も、陸海空どれを取ってもダメダメ。

首相が「福島は制御下」と騙った東京五輪も、エンブレムから競技場白紙撤回、都知事辞職、豊洲問題、招致裏金疑惑と、見えない敵からの波状攻撃がやまない。

福島を不作為で無視する既成メディアも、そのプラットフォーマーである広告代理店が、厳しい批判に晒されている。彼らは東京五輪の当事者でもあり、今後、その労務や不正請求問題にとどまらず、五輪にまで波及する恐れがある。

分散型ネットワークによって、国民国家の中枢がぐらついている。英国や米国、韓国などと通底するものであるが、日本の場合、「福一」への強い怒りがあることを日本エスタども忘れてはならない。