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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

トランプ大統領でやっと明治時代が終わる

今回の大統領選は、SNS時代になってはじめてのガチンコであるから、これまでの大統領選とは全然違う。

20世紀の選挙戦法が終わった。組織の動員に頼ったり、莫大な金をテレビ広告にぶっこんだり、集会に人寄せパンダ的にセレブを呼んだりする所謂キャンペーンが、丸で効かなくなった。

大統領選に限らず、投票行動に類する人間の全ての活動において、キャンペーンは機能しにくくなった。例えばマーケティング世界でも、キャンペーンで無理くりつくる押し出しのモメンタムではなく、24/7でプルをつくり続ける地道なブランド・マーケティングが重要になっている。

ヒラリーの戦略は、キャンペーン依存の古い手法である。それに対してトランプは、その言動が常に面白く、大衆のBuzzを巻き起こす優れたブランド・マーケティングそのものである。

物量によるキャンペーンという中枢先導の組織戦が無効となり、人びとの分散型のソーシャル・ネットワークが勝手に盛り上がるように仕込むブランド・マーケティングがものを言う。

トランプは「日本の目覚まし時計」だ。1700年代に徳川家が武士の洗脳に成功した「朱子学カルト」(よく云えば武士道)は、英国の走狗・薩長による江戸幕府転覆後も受け継がれ、第二次世界大戦の破滅的大敗まで行くのだけれど、結局冷戦のせいで悪しき「朱子学カルト」がフリーズしたまま残ってしまった。

米大統領がトランプになると、1945年に瞬間冷凍された、戦中から連続する今の自民党政治や霞が関&地方行政、財閥系列に代表される政商や豪商、戦中から連続するマス・メディアといった「朱子学カルト体制的なもの」の腐敗が一気に進んで、腐乱臭を放ち始める。

日本はやっと明治時代が終わる。徒手空拳の時代が始まる。日本人のレッドネック層に蔓延する朱子学カルトも、いい加減この辺りで終わって欲しい。