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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

飲食は独りで

20世紀の大衆ドラッグは共産主義とテレビ放送だが、普遍的麻薬であるセックスやグルメも負けていない。

共産主義は滅びて、テレビ放送も衰退したが、セックスやグルメ、アルコールは永遠のドラッグなのである。セックスがポリティカル・インコレクトネスにより水面下へ潜り、グルメだけが欲望氷山の頂点を欲しいままにしている。テレビからお色気が一掃され残るは食い物ネタばかりとなった。

SNSで手っ取り早くPVを稼ぎたければ「フード・ポルノ」をやればいい。あざとい飲食店はネットに拡散されやすい写真映えするメニュー開発に力を入れる。

会社員も、仕事そっちのけで飲食ばかり。ランチも残業飯も一緒、アルコール・キメキメ儀礼を定期的に開催して、退屈な余興や下手なカラオケとともに、人類のドラッグの王様であるアルコールをぶち込んで集団ハイになる。

己っちはグルメに関心がないのと、他人と飯を食うことが好きではないので、飲食儀礼を軽視している。

飲食は端から汚い行為で、獣が餌を貪り食うことと基本的に違いはない。セックスを他人に公開しないように、飲食もまた公開すべきではない。

アルコール入り飲食で、肉袋と好悪を共にすることは、気持ち悪い。飲食を通じて他人と「ぶっちゃける」ことができると未だに信じている愚か者が多過ぎる。

己っちは飲食を通じた意思疎通などしないし、下手に好悪を同じくすれば、己っちの心が穢されると思うので、飲食は原則として独りか、配偶者とだけ摂ることにしている。