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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

分散型ネットワーク

日本人が精勤を美徳と考えはじめたのは江戸時代前半くらいからで、徳川家は、戦をしなくなった武士に朱子学を叩き込んだり、農民を生かさず殺さずするなどして、封建制度を安定させた。

戦乱がなくなり勝ち組の分け前も減ったというのに下克上を封じ込め、権力を安定させるためには、年長者への盲目的な追従や精勤、逃げずに困難に立ち向かう精神を、全階層に叩き込むことが、戦略的に不可欠だった。

日本の精神風土は、権力者や政商や豪商が、生真面目で無知な大衆を洗脳してきた結果である。日本は今も封建制度に根強く支配されており、太平洋戦争の敗北でも封建制度というOSはなくならなかった。

現代に最も色濃く封建制度が残存しているのが大会社である。その中央集権的ヒエラルキーを無理に維持しようとすればするほど、構成員は不正や不道徳に手を染めなければならない悪循環に陥っている。

己っちは、官僚や大会社の中央集権的なヒエラルキーは早晩機能しなくなると思っているので、安定したサラリーを貰いながら、分散型ネットワークで仕事をしちゃっている。

必要なことは、信頼・成果・スキルである。クライアントやパートナーとの信頼関係があってこそ中央集権的ヒエラルキーを迂回できるし、誰もが認めざるを得ない成果を見せつけなければ、足元をすくわれる。信頼や成果の源泉となるのは、スキルであって、会社の人間関係調整能力などはスキルではない。

でかい会社が機能不全にどんどんなって、己っちみたいな身軽な老獪がのびのび生きられるようになると、無意味な毎日の出勤にも、少しは意味が出てくるのだが。