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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

ブラックホール現象

ヤフオクで売れるものがなくなってきた。電卓を売り、ICレコーダーを売り、iPod touchを売った。デジカメを売ろうか迷っている。iPad 2も近々売ってしまう。約10年乗ったクルマも売る。

産業革命以来、人類の「欲しいもの」はビッグバンのようにひたすら細分化し、拡大していたが、2000年頃から「もの」はまとまり、縮小し始めている。ICレコーダーなんて昭和のエレキ、全く不要だし、電卓もラジオも、ウォークマンも要らない。

手ぶらを可能にしているのはまさに、「もの」のデジタル化、クラウド化である。もう家すら要らないのではないか。居間にテレビがある家なんてなくても、快適に眠れる設備があればそれでいい。

持ち家を憧れとして、大学を出て社会人となって結婚し、フラット35などという「奴隷金融」に手を出して借金漬けとなり、同じ会社でひたすら飼育され、搾取されて生きていくのも、そろそろやめていい時代だ。熟慮の末に不要なものを手離してハードウェアをポイポイ捨てていくと、捨てるべきものはハードウェアだけでなく、余計な人間という肉袋もまた不要であるとの結論に達する。

Skypeで解決すればジャンボジェットはこれ以上要らないし、自動運転やUber があれば、マイカーも要らない。鉄道も要らない。

ハードウェアも肉袋も、余計なものになりつつあ ある。だのに人は、未だにヒト・モノ・カネに幻想を持ちすぎている。