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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

逃げることは素晴らしい

孫子の骨法は「逃げるに如かず」である。

人間以外も、兵法なぞ読まず「逃げるに如かず」を身体で識っている。逃げなければ死んでしまうからだ。「逃げるに如かず」は自然界の大原則であり、老荘はこれを人間に還元する思想である。水が高きから低きへ難所を避けながら最後は全て飲み込んでしまうのも「逃げるに如かず」である。人も水のように生きるべきだ。

騙されている人間ほど「逃げるは負けだ・卑怯だ」と思い込まされている。政商や豪商が、真面目な愚か者を学校やテレビを通じて徹底的に洗脳する。

ZARD「負けないで」に代表される歌謡曲、TVドラマ、広告…日々降ってくる全情報の核は「逃げるな」「負けるな」である。それが、己っちの言う朱子学カルトである。風邪なのに休めないことを礼賛する風邪薬の広告に内蔵されている不気味な忠義心の正体は、朱子学カルトである。

日本の教育も「逃げ」を禁止する。学校は、学問を教えるのではなく、組織から逃げないことを叩き込む場でしかない。

己っちはひたすら「逃げる」。会社員は馬鹿らしさに気づきレースからさっさと降りて贋会社員として息を詰める。「目標」なぞはProtestantismと朱子学カルトの合いの子だから端から丸で持たない。「嫌だ」「嫌い」と思ったら、逃げる。他人という血とクソと小便の詰まった肉袋からは逃げるが勝ちである。

手ぶらとは、肉袋や組織から「逃げる」基本姿勢なのである。