kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット

徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

手ぶらとは、中抜きそのもの

出来るだけものを持たないで生きて行くことは、要するに不要なものを見極めて、きれいサッパリ訣別することで、己っちからすれば、それはとどのつまり、戦略そのものなのである。戦略なきものは必ず滅ぶ。戦略というものはフラクタルなものなので、自分の持ち物すら無駄なものを特定できないものは、人生も無駄だらけで、その人の仕事ぶりもまた途方も無く冗長なのだろうという推測が120%当たるのであった。

例えば、トヨタのカンバン方式なんぞは、徹底的なミニマリズムである。余計なプロセスを省いたり、在庫をできるだけ持たないようにしたりとか、余計なエージェントを介在させないとか、とにかくとことん無駄を省いていくことこそが、カンバン方式である。ミニマリズムとはかんばん方式であると言ってよい。

エージェントなんて、20世紀の遺物なのである。エージェントなどという、古臭い組織で成り立っている商社や旅行会社、証券会社、広告代理店などといった代物は、もう息も絶え絶えなのであって、全て中抜きによる存在意義の消滅で滅びる運命にあるのである。

中抜きは英語で言うとdisintermediationである。intermediate(仲介)をなくす、そのまんまである。仲介というのは、要するにあっちにはこういい、こっちにはこういう、というお利口な二枚舌であるが、インターネットの進歩によって、そういう猪口才な嘘が通用しなくなったということである。