kindle, 手ぶら, iPhone, 禁酒,ウォーキング,禁煙,断酒,ダイエット

徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

手ぶらとは生き方である

ヒトと類人猿の差異は何か? 生物学的には直立二足歩行するかどうか、である。人類は500万年位前に直立二足歩行を始めて、180万年位には確立した。直立二足歩行によって飛躍的に移動距離が長くなり、人類は「グレート・ジャーニー」と呼ばれるグローバルの生息域拡散をすることになる。

手ぶらとは直立二足歩行で初めてできることなので、鞄を持って歩くことは、折角の生物学的自由を行使していないこと、極論すれば自らを動物へと引き戻しているのではないか? とすら思う。

両手が自由になることで、ヒトは知能を発達させてきたし、両手を用いて武器を作ったり、火を起こしたり、敵を攻撃したりできたから、生き残ることができた。

危険から逃げることだって、両手が自由であることが極めて重要である。両手に何も持たない状態こそ、人間の基本態勢である。

それだのに、最近の会社員は荷物が大きすぎる。特にリュックを背負うビジネスマンが増殖していて鬱陶しい。混雑した電車の中でも厚かましく背負い続ける会社員を見るにつけ、「こいつは生き方を間違っとるな」と心中で罵る。

手ぶらは生きかたそのものだ。移動を自由にし、逃げる余地を最大に残し、両手の自由による創造性を活かす。いつでも両手を自由に使えることこそが、実は人間の未知の可能性を担保するのだということを40歳を過ぎてから特に強く感じることになった。

これからも徒手空拳の人生を全うしたい。