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徒手空拳日記

持たざる移動を追い求める手ぶら評論家。 手ぶらを、いつか当たり前のウォーク・スタイルにする。 人の行く裏に道あり花の山(利久)

世情

ミレニアル世代とは?

日経ビジネスのコンビニ店長座談会で、最近アルバイト人員が十分に確保できない理由として、いまの日本人の若者はお金をたくさん稼ぎたい気持ちそのものがないので、がむしゃらに働きたい人が丸でいない、と覆面店長が言ってて、そうなんだよなあと己っちは…

シェア争いは不毛

己っちの見立てだと、日本が本当の意味で戦争に負けて単なる敗戦国へと投げ打たれたのは1991年であって、1945年から1991年までは、単なる休戦によるポーズ(時間停止)であった。 その1945年から1991年までの世界観とは要するに、冷戦によって成長する国内と…

依存症に貴賎なし

横綱の日馬富士が酒席で暴行したとして大ごとになっている。 己っちは野球も相撲も丸で関心がないのでどうでもいいのだが、最近やたらとアルコールが原因でやらかしてしまう人の悪い知らせばかりが目立つなあとは思う。 今回みたいに、お立場やご身分のある…

安いって誰得なのか?

久しぶりに、ひと皿100円の某寿司屋チェーンに行ってみたら、あまりにも寿司がシャビーになっててホントがっかり……。 もはや安いって、ぜんぜん嬉しくない。 こんなに質を落とすなら、値上げしてくれたほうがマシだよなあ。 人手不足が深刻になって、人件費…

SNSが社会に与える影響

今年はルターの宗教改革からちょうど500年。 ルターのいわゆる「95ヶ条の提題」は、当時の印刷技術によって一説ではわずか2週間でヨーロッパ全土に拡散したと言われている。印刷技術とは、人類史における最初のSNSであった。 座間の事件をみていると、グーテ…

食いものの変化

新宿ルミネ地下一階に、カルビーが新しいアンテナショップをつくったと聞いて、早速見に行った。 ニュースリリース 『 「Yesterday’s tomorrow」1号店オープン』 | カルビー株式会社 ここが面白いのはなんと言っても、カルビーというナショナル・ブランド…

おもてなしはキモい

己っち、日系航空会社のバカ丁寧な接客が嫌いで、海外出張は余程でないと行かないことにしている。あいつらは客の個人情報をバックオフィスで確認して、態度を決めているように見えるし、己っちはとにかく、Do not disturb.なので、諂われるのが心底嫌なのだ…

ネポティズムへの回帰現象

人間集団の類型は、ざっくり三つかなと思う。 ネポティズム(血縁や地縁による小規模で記録の残らないネットワーク) 官僚制(文字記録に基づく大規模なヒエラルキー) ソーシャル・ネットワーク(不特定多数による大規模なデジタル記録のネットワーク) も…

マイクロ・ストレッサー

「イラっとする」ほどではない程度のちょっとした怒り、いわば「チラッとする」ことが、インターネット社会になってから増えた。 スマホによって、細切れの時間でも人とつながったり支払いができたり調べ物ができたりと便利になったけれど、その細切れの時間…

自動車産業の終わりの始まり

マイカーを手放して一年に。カーシェアだと固定費が減って超絶幸せ。先日も地方の温泉地で観光に使えて便利だった。 東京では16号線のなかに住むなら、余程「クルマ大好き」って人じゃないと個人でクルマを所有しなくなるはず。 東京モーターショーもすっか…

マクドナルドのすごいところ

いっときかなり不振を極めたマクドナルドだが、己っちのなかでは最強のサードプレイスのひとつとなりつつある。 今回はその理由を改めて考えたい。 完全禁煙になった 日本の愚かな飲食店、例えばあれだけ「健康」を謳い文句にしているサンドイッチの「サブウ…

ドーパミンの掛け算

お酒を飲んだり、タバコを吸ったり、ソーシャルメディアで「いいね」がついたり、これらの共通点はドーパミンを生み出すことです。ドーパミンによって満足感を得ることができます。(中略) お酒やタバコの中毒と同じ。「いいね」依存のメカニズム | cafeglo…

「政界の吉田類」落選に思ふ

この国でわざわざ政治屋になりたい人間はクソばっかだなあ。楽して権力にありつきたい得体の知れない輩とその子孫ばっか。 日本の政治屋さんは単なる「狗の狗」でしかないので、まともな自由人からしてみたらこんなもん、アフォらしくてやってらんない。 飼…

日本の東欧化

己っちのテレビの視(み)かたはおかしくて、原則としてライブでは視ない。 ライブでテレビ番組を視ると早送り出来ないので、時間の無駄だからだ。 「ドキュメンタリー」「松本清張」といったフリーキーワード設定で自動的に録画された玉石から玉だけを適当…

かすかなシグナル

絶対権力者にとっては数千年前からとっくに自動運転機能もナビゲーションシステムも実現していた訳で、この百年ほどのモータリゼーションとは、王様と一般大衆の数千年の時差が埋まる過程に過ぎない。 この「テクノロジー時差」、どんどん短縮しつつある。 …

サイロ・エフェクト考

人間は元々、話し言葉だけで重要情報をやり取りしていた。原始は、口頭による小規模(上限150人くらい)な分散型ネットワークに限られていた。どこが危険な場所かとか、水や食糧のありか、狩のやり方など、重要な情報は全て、自然の分散型ネットワークを介し…

選挙、もっさりし過ぎですよ

衆院選も終盤、己っちすっかり選挙にげんなり、投票すらかったるくなっている。 棄権ファーストな気分に包まれつつある。 政治屋と政党名を鉛筆で書くのもアホ臭いなんて、はじめての気持ち。 なんでだろ? 今回特に嫌気を感じるのは、なんといっても選挙と…

フェイク人生

昨年の米国大統領選挙から一気に広まった「フェイクニュース」という言葉、新しいようでいて内実は古くからある。 昔の言葉で言えば、国民国家によるプロパガンダであり、民衆発のデマであり、マスコミによる偏向である。 電報通信や放送しかない時代であれ…

もりかけと緑のたぬき

ソーシャル・メディアが浸透してしまうと、ヒエラルキーの権力は終焉が必然となる。テレパシーに近いn:nのネットワーク技術があれば、もう1:nのヒエラルキーなんて鈍臭くて要らない。 なんでかっていうと、分散型ネットワークの方が元々の人間の動物的習性に…

ネオリベラリズム不在

三連休もひたすら文字通り休んだ。休むというのは、死に向かってただただ放たれた屁と同じように成り行き任せ、風任せに生きることである。 明日公示の衆院選、三極(笑)とかなんとか言ってるけど、己っちからすれば「極」なんていう見立てはちゃんちゃらお…

出歩かない

アルコールを必要としないと、街をふらつかなくなる。 不特定多数の人間が集まる場所とは要するに、ほとんどは結局、酒にありつくための場所なのである。 酒を飲んでいた頃は、日が落ちてから憑かれたように酒を求めて矢鱈と夜の街をほっつき回っていた気が…

昼飯の時間価値

蒙古タンメン中本 辛旨飯 103g | セブンプレミアム公式 セブンプレミアム向上委員会 今年のベスト電マ飯は多分こいつではないかと思う。七月に出たのだけれど未だに品薄で、あってもすぐになくなってしまう。 257円という値段も考えられていて、おにぎり…

洗脳は浅い眠りから

名刺から携帯電話番号を削って、メアド、固定電話、ラインIDだけに。 ムダな同期性をなくすためである。 電話、かけてこないでね〜という意思の明示でもある。 9/25の日経ビジネスが「寝るな日本人」と題して、日本のナイトライフの衰退を憂いているけれど、…

アルコールの価値ってなに?

最近のスーパーマーケットは凄く変わりつつあって、スーパーのデリで買った惣菜を、その場でワインと共に食える業態などが出てきている。 アメリカではこういうのをgroceryとrestaurantの合成語で「グローサラント」なんて呼ぶらしい。 己っちからすると、吉…

アルコールは凶悪な固定費

最近の話で面白かったのは、堀江貴文氏のこの記事。堀江貴文氏「飲食店の究極の形はスナック」。外食産業発展のヒントを「FOODIT TOKYO」で語る | Foodist Media[フーディスト・メディア]食のWebマガジン要するに飲食業ならば、固定費を持たないモデルこそ…

組織の地滑り的な終焉

ガッチガチの組織が、個人のキャラや信用にまったく勝てなくなって、丸でオセロゲームを一気にひっくり返されるみたいに、かなり悲惨なボロ負けを始めている。 安倍晋三やその参謀が参照している内閣支持率は、アンケート用紙を見ればすぐ分かるけど、既成の…

権力の終焉

1:nのヒエラルキーがどんどん骨抜きになりつつある。 50年前、100年前のヒエラルキーのトップに君臨していたなら、その権力も相当絶大だったろうけど、インターネットによる分散型ネットワーク出現後のヒエラルキーは、たとえアメリカ合衆国大統領だろうと、…

町に出てもいいことないな

寺山修司『書を捨てよ町へ出よう』は1967年だから、もう50年前なんだなあ。 2017年に町に出てもロクなことない。 自己統制の効かない人ばかりうようよで、ストレス溜まりまくり。 公共スペースで無遠慮な咳やクシャミする人間がやたら多い。そんなに咳込むん…

元SMAPの「新しい地図」に思う

良質なコンテンツほど無料でアクセスできるようになる。 人気映画はあっという間に「地上波初登場」となって無料で観られるし、優れた書物ほど図書館で待ち人なしですぐに借りられる。順番待ちの本は、逆に読む価値のない本である可能性が高い。 図書館とは…

縦の糸はあなた、横の糸もあなた

社会とはつまりヒエラルキーのことで、中枢を持った1:1と1:nの積み重ねの構造である。 これまで人類は、ヒエラルキーへの依存なしでは生き延びることができなかった。 なぜなら富はヒエラルキーによって生産され、かつ分配されていたからで、家族も会社も学…